排卵誘発剤 副作用☆排卵誘発剤の副作用についてお伝えしています。
 排卵誘発剤の飲み薬や注射などによる副作用の卵巣過剰刺激症候群や多胎妊娠などについて。
 不妊治療で妊娠率を上げるにはそれなりのリスクが伴ないますので、医者や専門医としっかり相談しましょう。


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排卵誘発剤の副作用について

排卵誘発剤を使うに当って誰もが一番気になるのは副作用についてでしょう。
排卵誘発剤の副作用の有無については、いろいろな資料や文献でも詳しく報告されています。
排卵誘発剤にはいくつかの種類がありますが、その中でも比較的軽い排卵障害に使われる経口投与の薬剤による副作用は、注射よりも軽いとされます。
クロミッド、セキソビッドの商品名の経口排卵誘発剤は、脳に働きかけて卵子を熟成させ排卵を促す働きを持っています。
セキソビッドは効果が比較的薄い代わりに副作用がほとんどなく安全性が高いと言われています。
それに比べて、一般的に最も使われているクロミッドは効果がやや高いですが、子宮内膜や子宮頚管の粘液の生成に関与している女性ホルモンの分泌を抑制するという副作用があるため、あまり長期間続けると逆に妊娠しにくい体の状態を作ってしまうことになります。
次に注射で使われているhMG製剤やhCG製剤による排卵誘発剤の副作用ですが、最も深刻なものに卵巣過剰刺激症候群(OHSS)と呼ばれるものがあります。
これは、薬の影響で卵巣に水が溜まり大きく腫れたり痛んだりするものです。
安静にしていると改善することもありますが、場合によっては胸水が溜まって呼吸困難になったり、腹水が溜まって腹痛を起こすこともあります。
また、その影響で血液が濃くなり血栓ができるなど、重症になると命にかかわることもありますので注意が必要です。
ですから、排卵誘発剤を投与する場合は必ず使用する量と卵巣や卵胞の大きさを監視しておくことが大切です。
もし、投薬中にお腹の痛みや下腹部の膨満感、不快感を感じたら医師に相談する必要があります。
OHSSを予防するために、これらのことは大変重要ですから自分でも日頃から体調の変化に注意しておきましょう。
排卵誘発剤の副作用としてもう1つ大きく取り上げられているのが、多胎妊娠です。
通常卵巣は1つしか排卵しないことが多いですが、排卵誘発剤を使うことで複数の成熟した卵胞が排卵されることが原因です。
多胎妊娠は、母体への負担も大きい上に妊娠中毒症などの合併症や低体重児が生まれる危険性もあります。
また、出産後の生活設計にも影響してきますので、多胎妊娠による出産は様々な意味で副作用という面を持ち合わせています。
もし多胎がわかった場合に減胎処置をするとなると、せっかく授かった命を減らすことになり精神的な苦痛も大きいものになります。
ですから、排卵誘発剤を使用する場合は、医師とリスク面もしっかり相談した上で行うことをお勧めします。


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